ボーナス10億円へ松山首位発進 逆転総合王者に向け優勝が最低条件

 「米男子ゴルフ・プレーオフ・ツアー選手権・第1日」(22日、イーストレークGC=パー70)

 松山英樹(24)=LEXUS=は6バーディー、2ボギーの66で回ってダスティン・ジョンソン、ケビン・チャペル(ともに米国)と並び首位に立った。1打差4位にジェーソン・デー(オーストラリア)ら3人がつけた。出場30人、予選落ちなしで争われる今大会で積算ポイントによるシーズン総合王者が決定する。

 首位発進を決めた松山は「ショットは全然、良くなかったが、パット、ショートゲームに助けられた。スコア的には良かった」と久々に笑みを見せた。

 バンカーショットなどの小技がさえた。4、5番で5メートルのパットを決め、6番はバンカーから寄せて3連続バーディー。最終18番もバンカーから1メートル強につけてバーディーで締めくくった。パット数も24と好調だった。

 積算ポイントによるシーズン総合王者は1千万ドル(約10億1千万円)のボーナスを獲得する米ツアー。プレーオフ最終戦に臨む30人は全員にチャンスがあるシステムだ。ポイント17位の松山が総合王者となるには優勝が最低条件。さらにポイント1位のD・ジョンソンら上位がそろって沈むことが必要となる。

 逆転での総合優勝は簡単ではないが、破格のボーナスを巡る強豪たちの争いにどこまで割って入れるか。「ミスヒットしたティーショットがフェアウエーに行ったり、ラッキーが何回もあった。優勝するには1打も無駄にしたくない」。残り3日、10億円を目指して全力を尽くす。

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