時松の快進撃が止まらない! 藤田、谷口連破でV賞金1億円ロックオン
「男子マッチゴルフ・ネスレ招待日本マッチプレー選手権レクサス杯・第2日」(30日、恵庭CC=パー72)
プロ5年目の時松隆光(22、りゅうこう)が歴代賞金王2人を連破し、ベスト4へ進んだ。2回戦で藤田寛之(47)に競り勝ち、3回戦では谷口徹(48)に勝利した。前週のダンロップ・スリクソン福島オープンでツアー初優勝を挙げたばかりの新鋭が2週連続優勝、国内最高額の優勝賞金1億円を一気に奪いにいく。
時松が胸のすくような快進撃を見せた。2回戦で藤田に逆転勝ちし、3回戦では谷口を内容でも圧倒した。「非常に安定していて隙がない」と負けた藤田も思わず脱帽した。準決勝の相手は14年賞金王の小田孔明。時松は「なんとか張り合えれば…」と控えめな言葉を口にしながらも、進撃を止めるつもりはない。優勝賞金1億円がはっきりと見えてきた。