片岡6位に浮上「じぶんでもびっくり」

 「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第3日」(16日、ワイアラエCC=パー70)

 36位から出た片岡大育(27)=Kochi黒潮CC=は7バーディー、1ボギーの64と伸ばして通算11アンダーでトップと5打差の6位に浮上した。69で回った谷原秀人は通算5アンダーで59位、70の宮里優作は4アンダーで68位に後退。74と崩れた小平智と、73の石川遼は70位までに絞られる最終ラウンドに進めなかった。ザック・ブレアとブラント・スネデカー(ともに米国)が通算16アンダーで首位に並んだ。

 米ツアー初出場の片岡が最終9番パー5のフェアウエーを堂々と歩きながら戻ってきた。残り233ヤードの第2打はやや向かい風の中、2オン。2パットで収めて七つ目のバーディーを奪い、大歓声を浴びた。64のスコアに「自分でもびっくり」と笑みがこぼれた。

 フェアウエーを外したのは2度だけ。3日間のフェアウエーキープ率80・95%は全体2位だ。最終日はメジャー優勝経験のある米国のウェブ・シンプソン、ジェーソン・ダフナーと後ろから3番目の組で回る。「正確なショットなら米ツアーでも戦える。トップ10を目指したい」。自信を持って強豪たちに挑む。

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