ウッズ2位後退も2年ぶりVへ気合

 「ウィンダム選手権・第3日」(22日、セッジフィールドCC=パー70)

 首位スタートのタイガー・ウッズ(39)は68で回り、スコット・ブラウン(ともに米国)、ヨナス・ブリクスト(スウェーデン)と並んで首位から2打差の2位となった。52位から出た石川遼(23)=CASIO=は1イーグル、2バーディー、2ボギーの68で回り、通算5アンダーで47位に少し浮上した。

 ウッズが米ツアーで2年ぶり、そして節目となる通算80勝目に向け、2打差の2位で最終日に臨む。次週からのプレーオフ進出のためにも優勝が求められるだけに「楽しみだ。勝利を望むよ」と意気込みを示した。

 首位からスタートし、1番でいきなり3メートルのバーディーパットを沈めた。パー5の5番では2オンに成功してスコアを伸ばしたが、その後は「歯がゆかった」と我慢の展開。周りの選手が次々と好スコアをマークする一方で、18番では3パットのボギーをたたき、後味の悪さも残った。

 ただ、初日から3日続けて60台をマーク。今季露呈しているもろさは影を潜めている。「パーばかり出るコースじゃない。最終日も伸ばし合いになるだろう」。本来の“タイガーチャージ”で逆転を目指す。

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