真弓最下位 ツアー初挑戦でプロの洗礼

 「ミュゼプラチナムオープン・第1日」(9日、ジャパンメモリアルGC=パー71)

 プロ野球阪神の真弓明信前監督(61)=野球評論家=が、アマチュアでレギュラーツアーに初挑戦し、バーディーなしの4ボギー、2ダブルボギー、2トリプルボギーの85で回り、最下位の150位でスタートした。主催者推薦で出場し、プロの洗礼を浴びたが、2日目は「70台」と巻き返しを誓った。

 真弓の初めての大舞台は、ほろ苦い開幕となった。14オーバーで、150人中、最下位スタート。いきなり“借金14”を背負った、かつての猛虎の指揮官は「もっとやれた感じがする」と悔しがった。

 前半の14、15番でバーディーチャンスを逃し、流れを失った。2オーバーで迎えた16番ではトリプルボギー。現役時代の背番号と同じ、後半の「7番」もトリプルボギーをたたき、「ラフに入ったら打てない」と肩を落とした。

 今まではテレビで見ていたゴルフの試合。実際にプレーしてみて「難しさも含めて、楽しかった」と振り返った。プロとアマチュアの差については「5ヤード違うだけで、フェアウエーとラフになる。そういった小さい差が18ホール続いて、大きくなる」と分析した。

 13年の日本シニア選手権では3日間通算14オーバーで13位に入るなど、腕前はトップアマだ。最終9番では右奥2メートルのパーパットを決め、「(パターの)ラインを間違っている訳ではない。あしたは70台で回る」と、挽回に自信を見せた。

 野球評論家として7日に倉敷で行われたナイターの阪神-中日を解説した後、その日のうちに神戸へ戻った。8日はプロアマ大会に出場し、今大会に備えた。2日目は第1組として午前7時にスタート。「1番・真弓」が、最下位脱出へかっ飛ばす。

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