松山予選落ち…先週V争い天国から地獄

 「ファーマーズ・インシュアランス・オープン・第2日」(6日、トーリーパインズGC=パー72)

 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われ、松山英樹(22)=LEXUS=と石川遼(23)=CASIO=はともに通算イーブンパーの75位で1打及ばず予選落ちした。95位で第2ラウンドに臨んだ松山は南コースで1イーグル、2バーディー、3ボギーの71で今季初の予選落ち。68位で出た石川は北コースで4バーディー、4ボギーの72だった。

 決勝ラウンド進出が懸かったパー5の最終18番。松山は残り267ヤードの池越えの第2打を果敢に攻め、15メートルに2オンさせた。だが最初のパットは2メートルもショート。バーディーパットはカップを過ぎ、松山は天を仰いだ。

 1打及ばず、昨年8月のウィンダム選手権以来の予選落ち。前週の優勝争いから一転、悔しい結果に終わり「大事なところでうまく打てなかった」と、2日間苦しんだパットに首をかしげた。

 難しいと言われる南コースで苦戦した。1番では1・5メートルのパーパットを外し、3番は3パットのボギー。5番(パー4)で残り167ヤードを8番アイアンで直接入れるイーグルを決めると、9番(パー5)もバーディーで巻き返しにエンジン全開かと思われた。

 しかし後半、伸ばしきれなかった。13、14番の2メートル強、16番の4メートルなどのバーディーチャンスを生かせず流れを変えられなかった。

 次は19日開幕のノーザントラスト・オープンに出場する予定で「まずはパットの練習をしないと。やることはいっぱいある」と前を向いた。

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