藍35位後退 パット苦戦「長い一日」

 「コーツ選手権・第3日」(30日、ゴールデンオカラC=パー72)

 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、24位で第3ラウンドを開始した宮里藍(29)=サントリー=は1バーディー、2ボギーの73とスコアを落とし、通算イーブンパーで35位に後退した。第3ラウンドで65をマークしたリディア・コ(ニュージーランド)が通算14アンダーで単独首位に立った。宮里美香は通算6オーバーの85位、上原彩子は通算11オーバーの110位で予選落ちした。

 最終18番で4メートルを沈めると、宮里藍は思わず両手を広げた。なかなかパットが決まらなかった第3ラウンド。やっと奪った初バーディーに思わず感情がのぞいた。

 この日は朝に第2ラウンドの残り3ホールをこなし、少し休憩した後に18ホールを回った。「長い一日だった。珍しく後半になってエネルギー切れしている感じだった」と言うが、最後まで気持ちは切らさなかった。

 悩んでいたパットのストロークに一定の手応えをつかみつつあるため、パットが決まらなかったことにも精神的な苦しさはなかったという。「自分のパットができているので入る、入らないは時間の問題。バーディーはなかなかこなかったけど、全然ストレスはなかった」。カップに蹴られ、1メートル弱を外しても表情が変わることはなかった。

 上位進出を諦めているわけではない。最終日に向けて「順位が詰まっている分、1打でも伸ばせば上位にいける。それをモチベーションに」と気合を入れた。内容の満足感をどこまで結果に反映できるか。

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