藍は暫定16位 パット復調で安定感

 「コーツ選手権・第2日」(29日、ゴールデンオカラC=パー72)

 43位から第2ラウンドに臨んだ宮里藍(29)=サントリー=は日没のために3ホールを残したが、スコアを三つ伸ばし通算2アンダーで暫定16位となった。50選手が競技を終えられなかった。第2ラウンドを終え通算6オーバーの宮里美香は暫定87位。11オーバーの上原彩子は同109位で予選通過は難しくなった。通算12アンダーの張ハナ(韓国)が暫定トップに立った。

 日が沈むまでの15ホールで4バーディー(1ボギー)を奪った。順位を上げ「やるべきことをしっかりとやれた」。手応えをつかみつつあるパットが宮里藍の安定したプレーを支えている。

 パー5の5番は3打目をピン手前6メートルに置き、迷いのないパットでねじこんでガッツポーズをつくった。アウトとインでバーディーを二つずつ奪った。

 「ロングパットが入り出しているので、流れが変わる。2日間はそれが続いている」と言う。外したパットもカップをオーバーするものが目につく。しっかりとパターを振れている証しか。自信を失っていた得意クラブの復調はショットにも好影響を与え、本来の姿に近づいている。

 調子が上がってくると「スコアを出したいという欲が出てくる」。これは藍にとっては邪魔だという。上位の背中を意識せず、目の前の一打に集中することを優先する。

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