桃子2位浮上!いける逆転メジャー初V

 「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・第3日」(13日、美奈木GC=パー72)

 8位から出た上田桃子(28)=フリー=が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算3アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。8月に挙げた3年ぶりのツアー通算10勝目に続き、逆転でメジャー初戴冠を狙う。首位スタートの鈴木愛(20)=フリー=は75と苦しみながら通算4アンダーと持ちこたえトップをキープ。上田と並び大江香織(24)=フリー=が2位に続いた。

 攻めの上田のスイッチが入った。4番でボギーをたたいた直後の5番。2メートルを沈めてすぐに取り戻すと、6番は10メートルをねじ込んだ。7番はグリーン左のバンカーからピン3メートルに寄せて3連続バーディー。後半も2バーディーを奪って69。首位に1打差の2位と絶好の位置に付けた。

 「ここ最近のショットができたし、ストレスのないゴルフ。しぶいパーパットも含め3日間パットがよく入ってくれている」と納得の表情で振り返った。

 昨季、米ツアーのシード権を失うなど不振にあえぎ今季7年ぶりに日本ツアーに復帰。試合は常に「戦闘モード」が信条だったが最近は考えも変わった。

 「韓国の選手はいつもニコニコ。自分には(笑顔は)必要ないと思ってたけど、ああいうふうにできるのは余裕や自信があるなと。そのあたりを取り入れてやってきた。今は自然とスイッチが入る。ずっと戦闘モードじゃなくても戦える」。異国で重ねた苦悩が頑固な“肥後もっこす”を成長させた。

 心に技もかみ合う。9番と16番の右ドッグレッグの難ホールは米ツアー仕込みのフェードボールで攻略した。「フェードが打てる時は調子がいい」と充実感いっぱいだ。

 8月にCATレディースで3年ぶり涙の復活優勝を飾り、次に狙うはメジャー初V。「自分のゴルフができればやれる」。07年、21歳で賞金王を獲得してから7年。どん底を乗り越えた“大人の桃子”が悲願を果たす。

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