松山好条件も苦戦…通算1アンダー

 「全英オープン・最終日」(20日、ロイヤルリバプールGC=パー72)

 38位から出た松山英樹(22)=LEXUS=は5バーディー、4ボギーの71とスコアを一つ伸ばし、通算1アンダーで終えた。63位から出た小田孔明(36)=フリー=は8バーディー、1トリプルボギーの67で回り、通算1アンダーで終了。タイガー・ウッズ(米国)は75で回り、通算6オーバーだった。

 18番でバーディーパットを沈めても松山の表情は晴れなかった。前日に続き風が弱い好条件の最終日だったが、一つしかスコアを伸ばせなかった。メジャー制覇に必要なものを問われると「全部。勝てなかったら、やることはたくさんあるということ」と応じた。

 見せ場はつくった。8番(パー4)で2打目をピン奥1・5メートルにつけると、続く9番は5メートルのパットを決めた。10番(パー5)では約350ヤードのドライバーショットから、残り約180ヤードの2打目をピン奥10メートルに乗せた。イーグルパットは惜しくも外れたが、3連続バーディーでギャラリーを沸かせた。

 だが、11番でグリーン手前のカラーからパターで3打。12番では1・5メートルのバーディーパットを外すなど流れを自ら手放した。「パットは相変わらず悪い。なぜか分からないが(強く)打ってしまっていた」と悩む。

 パットに加え「スイングのずれに早く気づけないのが悪いところ」という課題を消化しなくては、8月の全米プロ選手権も苦戦を強いられそうだ。

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