若林が単独首位!岡本綾子のゲキ応える

 「日医工女子オープン・第2日」(5日、八尾CC=パー72)

 首位タイから出たプロ8年目の若林舞衣子(26)=ヨネックス=が、7バーディー、2ボギーの67とスコアを伸ばし、通算12アンダーで単独首位に躍り出た。得意のパッティングで2日間合計15バーディーの猛攻。2012年4月の西陣レディス以来となるツアー通算3勝目は目前だ。2打差の2位にジョン・ヨンジュ(韓国)、初日首位タイの横峯さくら(28)=エプソン=は通算9アンダーの3位に後退した。

 師匠の岡本綾子から贈られた左手首のブレスレットが揺れる。「私の干支(えと)の辰(たつ)が描かれた石や、誕生日のふたご座の石など、1つ1つに意味があるものが組み合わせられたものなんです」と若林。そのカラフルなパワーストーンに導かれるように、バーディーパットが次々と決まった。

 2番から3ホール連続で4メートルを沈め、6番で5メートルも決めると、7番にボギーを挟んだが、8番でまた6メートルを沈めてバーディー奪取。後半も2バーディー、1ボギーにまとめ、67をマーク。前日からの2ラウンドで15バーディー、3ボギーと圧巻ゴルフだ。

 今季はここまで賞金ランク54位、最高位はは4月のスタジオアリス女子オープンでの15位と、不本意な成績が続いている。師匠からは「数字を残せ、数字を残せ」と呪文のように言われてきた。焦りもあったが、我慢を重ねて、やるべきことをやり続けた結果、ようやくここでスコアに結びついた。

 「スイングもよくなってるし、6月から新しいスポンサー契約もついて、すべてがいい方向に行ってる。明日は、この2日間のゴルフを自信に、やりたいことに集中できれば」と若林。2012年の西陣レディース以来、2年ぶり3度目の栄冠へ向けて視界は良好。大会後に計画している沖縄・渡嘉敷島でのバカンスを“V旅行”にしてみせる。

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