16歳・増田、大会初のジュニア王者
「第31回RNB杯アマゴルフ選手権大会」(松山ゴルフ倶楽部・南海放送共催、デイリースポーツ後援)の決勝ラウンドが3月29日、愛媛県の松山ゴルフ倶楽部で行われた。一般の部は、16歳の増田康平(道後)が通算2オーバーの146で回って、大会史上初のジュニア王者に輝いた。シニアの部は村上顕(松山G)、グランドシニアの部は渡邉常夫(愛媛)、ミッドレディスの部は岸田礼子(新伊予)、レディスの部は公受貴久美(宇和島)が優勝した。
四国アマゴルフの伝統の一戦を制したのは、あどけない笑顔が初々しい16歳の増田だった。
「初日にもったいないプレーがあって悔しかった」。2オーバーの74とスコアを伸ばせなかったが、気持ちを切り替えて決勝ラウンドに臨んだ。
いきなり1番でボギー。前半は37で1オーバーだったが、我慢のプレーを続けた。そして17番で待望のバーディーを奪った。
2位の続木仁(新居浜)に3打差をつけての圧勝劇。4位・二宮慎堂(今治)、5位・崎山俊紀(今治)、8位・小川貴大(サンセットヒルズ)らの強豪を制して頂点に立った。
「大会で初のジュニア優勝者になれて、大変光栄です。夏の四国ジュニアに向けて頑張りたい。そして日本ジュニアのキップを勝ち取りたいです」と意気込みを語った。





