エディー「何も恐れずにプレーする」 “古巣”日本のおもてなしに感謝

 「ラグビーW杯・決勝、イングランド-南アフリカ」(11月2日、日産スタジアム)

 ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ監督(59)は31日、東京都内のホテルでW杯決勝・南アフリカ戦に臨む試合登録メンバー23人を発表した。先発15人は準決勝のニュージーランド戦と同じメンバー。追加招集されたSHベン・スペンサー(27)がリザーブに入った。

 自信あふれる笑顔だった。取材対応を終えたジョーンズ監督は数人の日本人報道陣に近寄ると自ら握手を求めた。「ユウショウ、スルヨ」。柔和な笑みを浮かべて、日本語で宣言した。

 集大成の時は来た。「4年間、この試合のために準備してきた。何も恐れずにプレーしたい」。選んだ先発メンバーは準決勝と同じ15人。リザーブも負傷者が出て補充されたSHスペンサー以外は不動。ベストメンバーを編成した。

 4年前率いた、日本での戦い。「非常に素晴らしい大会。日本の人たちは素晴らしいホストだった」とその“おもてなし”に感謝の意を表す。「終わるのは寂しい。もっと続けたいです」と名残惜しそうな表情も見せた。

 「台風もあったし、いろんな天候も経験した。ボールが滑ったし室内も屋根のあるスタジアムもあった。勝つのは適応したチーム。土曜は16度くらいで美しい天気になる。私たちが一番楽しめたW杯だと思う」。大一番。自信だけを胸に戦う。

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