ラグビー、台風影響の4試合、交通機関マヒで観戦できない人も払い戻しへ

 ラグビーの国際統括団体ワールドラグビー(WR)とW杯組織委員会は15日、都内で会見。台風19号の影響がある中で実施された12、13日の4試合について、入場券を持ちながら交通機関のマヒなどで観戦できなかった人に対して、チケットを払い戻すことを検討することを発表した。

 対象となるのは12日のアイルランド-サモア戦(博多の森)、13日のアメリカ-トンガ(花園)、ウェールズ-ウルグアイ(熊本)、日本-スコットランド(日産)の4試合。関係者は「できるだけ早く対応できるようにしたい」と説明した。また、中止となった3試合については、すでにチケット払い戻しが発表されている。

 この日の会見では、13日までに終了したW杯1次リーグを総括。開催された37試合で観客動員数128万人突破。1試合平均の観客数は平均3万4596人を記録した。

 観客動員数上位は1位が日本-スコットランド戦の6万7666人、2位がアイルランド-スコットランド戦の6万3731人、3位がニュージーランド-南アフリカ戦の6万3649人。上位10試合のうち日本戦を除く7試合の平均観客数も5万1439人に上がった。

 また、決勝トーナメントのチケットに関しては、リセール(再販売)などによって試合直前まで、公式チケットサイトから購入できる可能性があるとした。

 WRビル・ボーモント会長は「開催都市は素晴らしい役割を果たしてきました。過去の大会において、これほどまでに統一感を持った素晴らしい雰囲気はありませんでした」と感謝の意を示し、「釜石に特別な敬意を表したいと思います。震災に負けない釜石の精神は、世界中の心を間違いなくとらえました」とコメントした。

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