「ラグビーＷ杯・１次リーグＡ組、ロシア－スコットランド」（９日、静岡スタジアム）

　スコットランドは７日、ロシア戦に向けた登録メンバー２３人を発表。中３日で迎える１３日の日本戦を見据え、大胆な布陣を組んだ。グレゴー・タウンゼンド監督（４６）は「控えの選手をうまくつかうことで負担をこの４、５日で分散したい」と苦しい事情を明かした。

　ＳＨグレイグ・レイドロー（３３）、ＳＯフィン・ラッセル（２７）、ＦＢスチュワート・ホッグ（２７）の主力３選手をベンチ外とする温存策。先発は９月３０日のサモア戦から１４人を入れ替え、同２２日の宿敵アイルランド戦からも１１人を変更。今大会初出場が４人入るという苦肉の策だ。

　前回大会では南アフリカに勝利した後に中３日で臨んだ日本と対戦して大勝。今回は逆の立場での対戦となる。「短い間で私たちが体勢を整えないといけない。ロシア戦はボーナスポイント（ＢＰ）が大事になる。日本戦でＢＰをとるのは難しい」と指揮官。主力抜きの厳しい布陣で勝ち点５を狙う。