松島幸太朗 アイルランド戦での2トライ宣言意図は「前戦よりいいアタックできる」

 アイルランド戦に向け調整する松島幸太朗(撮影・棚橋慶太)
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 「ラグビーW杯・1次リーグA組、日本-アイルランド」(28日、静岡スタジアム)

 ラグビーの日本代表は27日、アイルランド戦に向けて試合会場で前日練習を行った。

 会見にはロシア戦で3トライを挙げたWTB松島幸太朗(サントリー)が出席。「自分たちの実力をぶつけたい。しっかり自分たちの戦術通りやっていくのがポイントだと思うので、今週やってきたことを試合で出していきたいです」と日本流のラグビーで勝負する思いを強調した。

 26日の会見ではCTB中村亮土(サントリー)にアイルランドで2トライ予告したことを明らかにされた。その根拠をこう話した。

 「ロシア戦でアタックの部分でうまくいかなかったことが多かった。緊張も、明日にはみんなとれていると思うので、もっといいアタックができる。外まで回ってくればすごくチャンスがある。そこはウイングの役割として、2トライ取っていきたい」

 アイルランドとは17年6月に2試合行い、13-35、22-50と完敗している。「前回とは戦術的に違う部分もありますし、理解度も今はすごい深まっている。単純にチーム一丸となっているところが前回とは違う」と、当時とは違う日本を見せる思い。

 そして、「アタックの継続という部分で成長しているので、自分たちがアタックのところで、トライを取りきるまで我慢できるかどうかがキーポイントになる。チームとしてアイルランドに立ち向かっていきたい」とトライへのイメージを浮かべた。

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