「ラグビーＷ杯・１次リーグＡ組、日本－ロシア」（２０日、味の素スタジアム）

　松島が自身３トライ目、日本として４つ目のトライを奪い、ボーナスポイントの勝ち点１を確保した。

　２３－１０で迎えた後半２８分、左サイドのＷＴＢレメキの突破から右サイドに展開、松島が相手選手をかわして飛び込んだ。コンバージョンも決まって３０－１０とロシアを突き放した。

　今大会の勝ち点制度は、勝てば４、引き分けで両チームに２が入る。負けは０だが、勝敗にかかわらず４トライを奪えば勝ち点１を得られる。負けても、７点差以内ならば勝ち点１が与えられる。

　４トライでのボーナスポイントは、リーグ戦４試合を行う上で徐々に“効いて”くる。前回大会で日本は優勝候補の南アフリカをはじめ、サモア、米国に勝ち４試合中３勝したが、ボーナスポイントの差で３位になり、１次リーグを突破できなかった。