萩野“勝負脳本”持参「脳から最強に」

 競泳のリオデジャネイロ五輪金メダル候補の萩野公介(21)=東洋大=が25日、成田空港から欧州遠征に出発。五輪までは試合や合宿を重ねながら、日本に戻ることなくリオ入りするだけに、「濃密な2カ月を過ごして、最高の結果で帰ってきたい」と宣言した。

 五輪本番に向けて、骨の髄まで戦闘モードに入る。今回の遠征には、08年北京五輪で北島康介氏を金メダルに導いた「勝負脳」で有名な脳科学者・林成之氏の著書を持参。4月の代表合宿でも同氏の講演に感銘を受け、「脳から最強になりたい」と意欲を燃やした。

 最高の準備をした上で、勝負を分けるのは勝利への執念だと覚悟する。「試合会場の中で俺が一番強いんだという気持ちで臨むことが大事。北島さんもそういう気持ちだったと思う」。“北島の頭脳”を継承し、先頭でゴールする青写真を描いた。

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