あのレスラーからも…稀勢引退惜しむ声

 横綱・稀勢の里が引退した。芸能界や野球界、マット界からも「さみしい」「お疲れさま」と言った声が。老若男女に愛された横綱の各界からのねぎらう言葉をまとめた。

公開日:2019.1.17

巨人・原監督もハラハラ 稀勢の里にエール「頑張って」

 巨人・原辰徳監督が16日、大相撲の第72代横綱稀勢の里(田子ノ浦部屋)の現役引退を惜しんだ。川崎市のジャイアンツ球場でのコーチ会議に出席後、稀勢の里について「われわれがどうこう言えることではない」とし、「燃え尽きたんでしょう。相撲の世界の厳しさでしょうね。ご苦労さんですよ」と語った。

巨人・原監督、稀勢の里の引退を惜しむ「相撲の世界の厳しさでしょうね」

【楽天・美馬】(同郷で同い年)僕が復活するとこ見せたい

楽天・美馬 同郷の稀勢の里に復活見せる!引退表明の朝に「本人と連絡」

 楽天・美馬学投手が16日、同郷の茨城県出身で引退を表明した稀勢の里について「今朝、本人と連絡を取ったのですが『復活を祈ってる』と言ってもらえて」と球団広報を通じて明らかにした。2人は同い年で親交があり「連敗中、あれだけ言われてきた中でここまでやってきたのは本当にすごいと思います。その力をもらって僕が復活するところを見せたい」と語った。

楽天・美馬 同郷の稀勢の里に復活見せる!引退表明の朝に「本人と連絡」

【大仁田厚】ケガのことは本人にしかわからない

大仁田厚も“盟友”稀勢の里引退を惜しむ「ケガのことは本人にしか分からない」

 元参院議員で“ボランティアレスラー”の大仁田厚(61)が16日、“盟友”である横綱稀勢の里の引退を惜しんだ。2人は12年7月28日に茨城・つくばカピオで開催されたプロレス興行の試合会場で初対面。当時、大関だった稀勢の里は大仁田を表敬訪問し、「一緒に写真を撮ってください」と願い出た。稀勢の里の人柄にほれた大仁田は、それ以来、稀勢の里のファンになって、応援を続けてきた。

大仁田厚も“盟友”稀勢の里引退を惜しむ「ケガのことは本人にしか分からない」

 大仁田は「大関なのに、全然偉そうにするところがなくて、一発でファンになったんだよ。モンゴル出身の横綱ばかりの中で、『横綱になりたい』という夢をかなえて、日本国民に多くの希望を与えてくれた。ボクもヒザが悪くて、最近痛みがひどいんだけど、ケガのことは本人にしか分からない。できたら現役を続けてほしかったから残念だけど、心から『お疲れ様でした』と言ってあげたい」とねぎらっていた。

大仁田厚も“盟友”稀勢の里引退を惜しむ「ケガのことは本人にしか分からない」

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