あのレスラーからも…稀勢引退惜しむ声
横綱・稀勢の里が引退した。芸能界や野球界、マット界からも「さみしい」「お疲れさま」と言った声が。老若男女に愛された横綱の各界からのねぎらう言葉をまとめた。
公開日:2019.1.17
【デーモン小暮閣下】激励勧告が厳しかった
アーティストのデーモン閣下が16日、TBS系「ひるおび!」に出演。横綱稀勢の里(田子ノ浦)の引退について「本人がこれ以上、土俵に上がっても勝てそうにないことを悟ってしまったんだと思う。そういう内容の相撲だった。よく頑張ったなとは思うけど残念な結果だった」と振り返った。
デーモン閣下 稀勢の里の引退「やむを得ない」も横審の“激励”「厳しかった」
昨年11月、日本相撲協会の横綱審議委員会が「激励」決議を出したことには「先場所後の横綱審議委員会が異例の激励勧告をしたじゃないですか。あれがやはり厳しかった」と言及。「厳しいことを言わなきゃいけないが、日本国全体としては体が万全ならじっくり治して休場でいいとみんな思っていたが、出てこいという命令に等しかった」とした。
デーモン閣下 稀勢の里の引退「やむを得ない」も横審の“激励”「厳しかった」
横綱としてのあり方についても「時代的に、横綱はちょっと負けたら引退しなければいけないとなっているが、アスリートという視点で見れば、そういう横綱の見方を変えるきっかけになるのかもしれない。ちゃんと体を治してから出させようよ、と」と、語った。
デーモン閣下 稀勢の里の引退「やむを得ない」も横審の“激励”「厳しかった」
【相撲レポーター・横野レイコ氏】オリンピックで土俵入り見られると…
相撲レポーターの横野レイコ氏が16日、フジテレビ系「バイキング」に出演。横綱稀勢の里(田子ノ浦)の引退に「横綱に上がった時はオリンピックでは日本人の横綱、稀勢の里の土俵入りが見られると勝手に思っていた」と語り、落胆の色をにじませた。
横野レイコ氏も落胆「オリンピックで稀勢の里の土俵入りが見られると…」
横綱昇進後の稀勢の里を振り返った横野氏は「何もいいことがなかった。これから稀勢の里の時代がくると思っていた」。「大きなけがをして無理をして早く出場したりしたことで後々、引きずってしまった」と、惜しんだ。
横野レイコ氏も落胆「オリンピックで稀勢の里の土俵入りが見られると…」