祝「日本出身平成生まれ初」大関昇進!高安の軌跡をまとめてみた

数々の「平成生まれ初」の称号を手にしてきた高安が31日の番付編成会議&臨時理事会で正式に大関となった。最大の勲章「平成生まれ初の横綱」を目指す高安の軌跡を振り返ってみた。(敬称略)

公開日:2017.5.30

高安の勝利に笑顔をみせる秋元才加=両国国技館

 
 「勝てて良かった」と安どする秋元の前で執念星。ともにフィリピン人の母を持ち、母親同士の仲が良く、高安が10歳のころから一緒に遊んでいた。関取になってから再会し、番付の見方などを教えた。今はプライベートでも親交が深い。
 秋元は「格好よかった。『相撲を通して日本のことを知りたい』と言ったら、すごく親切に教えてくれた。真摯(しんし)な男性と思っている。今はすごく仲良くしている」と口にした。

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「幼なじみなら話は早い。ユーたち、結婚しちゃいなよ」と思うのは私だけでしょうか。相撲に詳しい某漫画家さんあたりもそう言ってたし。
 でも相撲界ってしきたいとか厳しいんでしょ?とか考えてるあなたにプチ情報。高安の所属する田子ノ浦部屋は二所ノ関一門ってところに属してまして、一門の頭領・二所ノ関親方(元大関・若嶋津)の夫人は元人気歌手・高田みづえなのですよ。元歌手がおかみなんて務まるのかという声もなんの、立派に部屋を切り盛りしてはります。
 だから「ユーたち、結婚しちゃいなよ」。

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 「よっしゃ」。高安の大声が支度部屋に響いた。兄弟子、稀勢の里が逆転優勝した瞬間だ。次の瞬間、涙が込み上げ、止まらなくなった。
「すごいのひと言。自分のことのようにうれしい。横綱が報われてよかった」
(中略)初場所は小結で11勝、今場所は12勝。夏場所も2桁勝利となれば、大関昇進の目安となる33勝に達する。「自分の相撲をしっかり取り切って終わった。いい気持ちで来場所にいける。しっかり準備したい」と断言した。

高安「よっしゃ」兄弟子の逆転Vに涙…自身も殊勲賞獲得!いざ大関へ

夏場所は11勝で3場所合計34勝。日本出身力士としては平成生まれ初の大関に昇進しました。数々の「平成生まれ初」の称号を手にしてきた高安。幕内優勝と大関はモンゴル出身の照ノ富士に先を越されたけれど、「平成生まれ初の横綱」という一番大きな勲章はまだまだチャンス継続中です。厳しい稽古をともにしてきた兄弟子・稀勢の里ともども頑張ってほしいものです。

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