“スーパー女子高生”から世界1位に…引退表明の宮里藍、その軌跡を振り返る
女子ゴルフの人気選手、宮里藍が今季限りでの引退を表明しました。“スーパー女子高生”としてアマ時代から注目を集め、ついには世界ランク1位も経験した彼女も31歳。その輝かしい軌跡を振り返ります。
公開日:2017.5.29
激戦の末、アマ最高峰のタイトルを手にします。
【2003年6月29日デイリースポーツ紙面より】 36ホールのマッチプレーによる決勝戦が行われ、宮城・東北高3年の宮里藍(18)=泉国際GC=が、大学No.1選手の古屋京子(福岡大4年)を1アップで下し、初優勝を果たした。最大4アップのリードから終盤に追いつかれたものの、宮里は粘り強いプレーを披露。悲願といえる「日本一」のタイトルを奪ったことで、卒業後のプロ転向も濃厚となった。
宮城TV杯ダンロップ女子で優勝!アマでは30年ぶり史上2人目の快挙
さらにこの年、アマでありながら宮城TV杯ダンロップ女子を制覇!当時のデイリースポーツも終面で大きく伝えています。

【2003年9月29日デイリースポーツ紙面より】 宮里藍(18)=東北高3年=が71で回り、通算5アンダーとし、女子プロトーナメント30年ぶり史上2人目のアマチュア優勝を達成した。しかも18歳102日での優勝は従来の記録を1歳以上も更新する史上最年少V。1打差の2位を片山真里、山口裕子が分けた。現在賞金ランキング1位の不動裕理は出場していない。今回の優勝で、宮里は4週間以内にプロ宣言にあたる“ツアーメンバー登録”をすれば、プロとして1年間ツアーに出場できる。進路は家族会議を経て決定する。
この優勝で、「プロゴルファー・宮里藍」の誕生への機運は一気に高まります。そしてその数日後、藍はプロ転向を正式表明。史上初の「高校生プロゴルファー」誕生となりました。

【2003年10月8日デイリースポーツ紙面より】 女子ゴルフの宮里藍(18)=宮城・東北高3年=が7日、仙台市内の東北高で記者会見し、正式にプロ転向を表明した。ミヤギテレビ杯でアマチュアとして30年ぶりのツアー優勝を果たしてから2週間後、晴れて日本初の高校生プロが誕生した。
(中略)
何もかもが異例だった。日本初の高校生プロ・宮里藍の誕生会見。会場にはテレビカメラ7台、約100人の大報道陣が集結し、NHKはライブで会見の模様を全国放送。「地味に」との父・優さん(57)の予想は見事に外れ、前代未聞の盛大な会見となった。
「先々週の優勝が決め手になり、プロ転向することになりました」。澄んだヒトミを輝かせ、堂々と言い切った。それから「まだ実感ないし、不安もありますが、楽しみな気持ちでいっぱいです」と、笑顔で続けた。
