12年のVはここから“宇都宮の悪夢”阿部 九回2死でまさかの捕飛ポロリ

 【2012年5月9日付デイリースポーツ記事より】

 「巨人7-7DeNA」(8日、宇都宮)

 白星がスルリと逃げた。最下位のDeNAを相手に、巨人は最大6点差を追いつかれる痛恨ドロー。“宇都宮の悪夢”に、原監督は「結果は…。そうですね」と言葉が見つからなかった。

 誰もが目を疑った。2点リードの九回、2死二塁。中村が打ち上げた打球は、平凡な捕飛。風は微風。勝利を確信したG党からは歓声が上がった。だが、打球が微妙に流れたのか、阿部の足もとがふらついた。キャッチャーミットに当てながら、痛恨のタイムリーエラーを犯した。

 1点差と迫られ、守護神の西村が動揺を隠せない。続く吉村には右中間を破られる適時二塁打。ぼう然の右腕をかばうように、阿部は「言い訳のしようがない。おれのミス。申し訳ない。今日は眠れない」と責任を背負った。

 腰痛から復調し、7試合ぶりの先発だった。一回、第1打席でいきなり適時二塁打。阿部の復帰を祝うように、打線は9安打7得点と爆発した。同点の九回、2死一、二塁の好機をつくった。だが、代打の加治前が空振り三振。ネクストサークルにいた阿部も、思わず天を仰いだ。

 原監督は主将のミスについて「それもあるが、八回の1点でしょう。あれがリズムを壊した」と継投ミスを悔やんだ。最後は必死にプラス材料を探し「点数はよく7点取った。最終回、3点取られても同点で終わったから」と前を向いた。

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