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涙の世界一!サイクロプス大阪座談会【2】優勝のGO1「eスポーツの広がり実感」

 eスポーツチーム「サイクロプス大阪(CAG)」のメンバー、たぬかな(26)、GO1(31)、どぐら(32)、フェンリっち(23)の各選手による座談会は続く。

 ◇    ◇

 -このようにプロとして結果を残すことで世の中におけるeスポーツの認知度が上がってきた。

 GO1「年配の方が『eスポーツ』と言ってくれるようになり、広まった実感はあります。私事ですが、結婚に際し相手のご両親にあいさつに行った時も、職業を『プロゲーマー』と言ったら『今流行(はや)っているやつだね』と」

 たぬかな「クレジットカードの審査が通りやすくなったかもしれない。プロ1年目の時、いいクレジットカードを作ろうとして落ちたけど、今年はノリでそれよりランクが上のカードを申し込んだら通った(笑)」

 どぐら「認知度でなく年収が上がったのでは(笑)」

 たぬかな「ちょっとやけど(笑)。でも、クレジットカードの審査が通りやすくなったかもしれない」

 どぐら「実は、職業の欄に一度も『プロゲーマー』と書いたことはない。自営業と書きます。自営業の職種は何ですか?と問われるとITですと言っています」

 一同「(爆笑)」

 たぬかな「私もそう書いてます」

 どぐら「もちろん誰の目から見ても立派なプロゲーマーという偉大な先輩方はいます。でも、そういう方々に比べたら自分はまだまだだなと思っています。まだ胸を張ってプロとは言えないですね」

 GO1「自分もEVOで勝ったけど、それ以外の部分ではまだまだだと思っています。格闘ゲームを流行らせたり、コミュニティーを活性化させる、という部分もプロゲーマーの仕事と思う。そんな部分でも恩返しや。手伝いしていけたら」

 フェン「プロとして未熟なので続けられる限り完ぺきに近づけたい思う。やれるうちは最後までやっていく」

 たぬかな「油断したらあかんよ(笑)」

 フェン「はい(笑)」

 一同「(笑)」

 たぬかな「自分は人的にもダメな部分が多い。でも、ゲームを通じ多くの人と関わることで良い方向に変わることができた。この分野で活動することが自分を成長させてくれるとすごく思う」

 -eスポーツはこれからまだまだ可能性がある。GO1さんはロート製薬のCMに出演するなど本業以外の活動を広げてりいる。

 GO1「ゲームで食べていけることだけでもすごい夢のような話で、まさか自分がテレビやCMに出ることは思ってもみなかった。不思議な気持ちです」

 -eスポーツの今後の姿は。

 GO1「ゲームは楽しいもの。本来の楽しみ方を忘れないっていうことが第一前提。金もうけとかじゃなくゲーム本来の楽しさを忘れないようにな未来になってほしい」

 どぐら「実は最近、ゲームセンターが20年前に比べ半分以下に減っています。格闘ゲームの原点はゲームセンター。昔みたいに活性化してくれたらと思うし、その手伝いができたら最大の恩返しになると思う」

 フェン「家庭用オンラインゲームで気軽に対戦できるのはうれしいのですが、ゲームセンターで人と顔を合わせて、お金を入れて対戦しコミュニケーションを取るというのが楽しかった。自分も今後、ゲームセンターが流行るようなお手伝いができたらと思う」

 たぬかな「私は徳島出身。地元ではゲームセンターが減る一方でWi-fiの普及率は全国でも高い。家でゲームやってる人は多いのですが、その人たちが目指す場所がない。ですから徳島にプロゲーマーのチームを作りたい。そういう若者が少しでも夢が見られる場所を作りそのお手伝いをしたい」

 -47都道府県に全部にチームができたら面白い。

 たぬかな「それが一番いい。そのためにも徳島で成功ケースを作れればと思う」

 -今後オリンピック競技にeスポーツが採用される可能性がある。

 GO1「もし種目選ばれて、その舞台に立てるのであれば自分としては夢のような話。もし立てるなら優勝目指して頑張りたい」

 どぐら「種目に選ばれ、その上で代表選手になれたらすごくうれしい」

 フェン「代表に選ばれる努力をします」

 たぬかな「私がこの業界で続けている理由の1つは、私がテレビに出たり新聞に出たり、取材を受けたりすることを家族や親戚がすごく喜んでくれるからです。私がもしオリンピック出場となったら、ばあちゃんが喜び過ぎで天寿を全うしそう(笑)」

 -皆さんの夢が実現するといいですね。その日を目指し、今後も頑張ってください。本日はありがとうございました。

 ◆プロフィール

 ▽たぬかな(本名・谷加奈=たに・かな)1992年11月21日生まれ、徳島市出身。日本では2人目の女性プロゲーマーで、国内外で高い人気を誇る。現在MBS「YUBIWAZA」の準レギュラー。

 ▽GO1(ゴーイチ) 本名・岸田剛一、1987年11月9日生まれ。大阪府出身。「EV02019」ドラゴンボールファーターズ部門王者。マルチプレーヤーとしてストリートファイターなどでも好成績を残す。

 ▽どぐら 本名・野崎良 1987年6月12日生まれ。奈良県出身。関西を代表するプレーヤーの一人。これまでさまざまな格闘ゲームで賞を獲得しているマルチプレーヤー。

 ▽フェンリっち 本名・庄子生 1996年2月14日生まれ。CAGの格闘ゲーム部門では最も若い選手。格闘ゲーム「ブレイブルー」シリーズでは世界のトップの強さを誇る。

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