斉藤立が太田彪雅に一本負け…3位死守もロス五輪へ正念場

 「柔道・講道館杯全日本体重別選手権」(8日、ちばぎんアリーナ)

 グランドスラム東京(12月)の代表選考を兼ね、男子100キロ超級の準決勝が行われた。24年パリ五輪代表の斉藤立(JESエレベーター)は、愛知・名古屋アジア大会銀メダルの太田彪雅(旭化成)に、痛恨の一本負け。その後の手塚春太朗(東海大)との3位決定戦は、払い腰で一本勝ちし、表彰台を死守した。

 斎藤は、パリ五輪後の24年10月に首の手術を受け、25年8月に復帰した。その2カ月後の講道館杯は優勝したが、次は26年2月に腰を手術。長期間の実戦離脱を余儀なくされた。

 パリ五輪からここまでの2年間、代表入りの選考要素となる大会実績が全くない。そのため今回の講道館杯は、28年ロサンゼルス五輪の出場に向け、優勝しておきたい大会だった。

 腰の手術から約10カ月ぶりの実戦となった9月の全日本実業個人選手権を制し、今大会を迎えた斎藤。初戦の2回戦は豪快な内股で一色勇輝(日本中央競馬会)に一本勝ち、3回戦は羽田野竜輝(旭化成)に優勢勝ち、4回戦は畠山凱(国士舘大)に一本勝ちと順調に勝ち進んだ。

 準決勝は、パリ五輪後から国際大会に出場し続けている太田と対戦。ゴールデンスコア方式の延長戦に突入し、内股に入ったところをかわされ、逆に内股で投げられた。

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