【九州場所展望】体重増えた豊昇龍が心配と武蔵川親方「守らず攻めきってほしい」 朝乃山は背中を丸くして攻めること
「大相撲九州場所」(8日初日、福岡国際センター)
横綱大の里が2場所連続7度目の優勝を目指し、横綱豊昇龍は3場所連続休場からの再起を図る1年締めくくりの場所を、デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方が占う。
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豊昇龍は出るのか。一度全休したのだからケガがしっかり治るまで、もう一場所休んでいいと思ったけどね。手術した右膝の状態は本人にしか分からないが、出るからには途中で休むわけにいかない。体重が増えて大きくなった負担も心配だ。
豊昇龍は何でもできる器用さはあるが、自分の相撲の形はないまま。良くないことだけど、場所が始まれば戦うしかない。安全に勝とうと思わず、自分から攻めることだ。どんな形でもまず前に出ること。受けず、守らず攻めきってほしい。
大の里は久々に優勝した先場所より調子が上がっていれば、今場所も期待できるだろうけれど、どれだけ調子が良くても始まってみないと分からないのが今のお相撲さんだ。攻められて引かずに辛抱できるかだ。
大関安青錦は場所前、関取とはほとんど相撲を取らなかったらしいね。ケガした左足の影響が残っているのかもしれないが、僕の感覚では信じられない。それと、今以上に体を大きくする必要は感じないな。ケガも心配だしね。土俵での稽古を大切に、スピードを磨いて早く勝負を決める相撲を意識してほしい。
先場所11勝した関脇藤ノ川。今場所の成績次第では来場所大関とりになるけれど、相手も研究してくるので先場所と同じ形で勝つのは難しいだろう。前に出る意識は持ち続けてほしい。体は小さくてもスピードを生かして前に攻めてほしい。
新小結の美ノ海は相撲が少し変わったように思う。左前まわしを狙うのは同じだけど、前に出るようになった。体が大きくなったからだろうね。これ以上大きくなると動けなくなるから、体重はキープしてほしいな。
久々に上位総当たりの朝乃山は、背中を丸くして攻めることだ。相撲が大きすぎる。体が開いて力で攻め返そうとするからケガが多くなる。
1年締めくくりの九州場所。魚がおいしくて、部屋への差し入れが楽しみだよ。力士の皆もケガなく頑張ってほしいな。
