三浦佳生 失意のSP9位から銀 周囲に支えられファイナル望み「もっと安心して見てもらえるように」

 「フィギュアスケート・GPシリーズ・フランス大会」(24日、アンジェ)

 上位選手らによるエキシビションが行われ、女子でSP3位から逆転して2連覇した中井亜美(18)=TOKIOインカラミ、4位の青木祐奈(日本建物管財)らが出演した。男子はSP9位の三浦佳生(21)=明大=がフリー2位の175・29点で巻き返し、合計247・96点で2位に入った。山本草太(中京大)が合計224・24点で5位。アダム・シアオイムファ(フランス)がSP、フリーともにトップの合計284・24点でGP通算5勝目を挙げた。

 SP9位だった失意の三浦を救ったのは周囲の人々の支えだった。フリーでサルコー、トーループの4回転ジャンプを成功。SP上位選手の低調もあり、下克上で銀メダルが転がり込んだ。

 SP後には今夏、練習を一緒にした世界王者マリニン(米国)の父から対面でジャンプの入りについて助言を受けた。朝起きると友人らから「過去1番ぐらいに(励ます)LINE(ライン)が来ていた」という。

 演目の「ジキルとハイド」をイメージし、女子の青木と住吉りをん(オリエンタルバイオ)から顔半分にメークを施されて登場すると、躍動感のある滑りが戻り、技術点はトップ。演技点でも10点満点の3項目に8点台を並べた。

 自らを「ハラハラさせる系男子」と言う。「もっと安心して見てもらえるようにしたい」と自戒し、シリーズ上位6人によるファイナル進出が懸かる第3戦の中国杯へ向かう。

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