ラグビー日本代表はフィジーに完敗 協会100周年記念試合飾れずディアンズ「自分たちの『超速ラグビー』ができなかった」

 「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本28-34フィジー」(24日、秩父宮)

 日本ラグビー協会創立100周年記念試合として行われ、世界ランキング9位の日本代表は10位のフィジー代表に28-34で敗れた。前半は互いに3トライずつ奪って21-21で折り返した。後半は先にトライを許した後にロックのディアンズ(武蔵)の2トライ目などで追い付いたが20、29分にPGを決められた。9月のパシフィック・ネーションズカップ決勝に続く勝利を逃し、対戦成績は日本の5勝18敗となった。日本代表は国際大会のネーションズ選手権で英国に遠征し、次戦は11月7日にウェールズ代表と対戦する。

 白い特別ジャージーに身を包んで臨んだ100周年記念試合。雨の中で駆けつけた約1万5千人の観客に白星を届けられず、日本のフィフティーンは立ち尽くすしかなかった。SH斎藤が「生命線」と言うブレークダウン(ボール争奪戦)で終始劣勢となり、ディアンズは「自分たちの『超速ラグビー』ができなかった」と悔しがった。

 密集で重圧を受け、本来のテンポが出せなかった。3点を追う後半26分、敵陣に攻め込んだがラックでサポートが遅れて好機をつぶした。6点差となった終了間際も巨漢の相手に阻止され、密集からボールを出せずノーサイド。反則の数は相手の3倍以上だった。

 11月に英国で行われる4試合を含め、開幕まで1年を切ったW杯の予行演習と位置づけた戦いで、改めて課題を露呈した。「ブレークダウンは間違いなく狙われる」と斎藤。立て直しは急務だ。

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