現役引退のテニス錦織圭、フェデラーから称賛され「どれくらいお世辞ですか」「イチャイチャしてすいません」

 「UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2026 with Kei Nishikori」(11日、有明コロシアム)

 元世界ランク4位で6日まで開催されたジャパンオープンで現役を退いた錦織圭(36)=ユニクロ=が11日、都内で自身の足跡を記念したエキシビションマッチイベントに参加。元世界ランク1位で四大大会通算20勝を誇るロジャー・フェデラー氏(45)とのやりとりで「イチャイチャしてすいません」と笑顔で語る場面があった。

 元フジテレビでフリーの内田恭子アナ(50)の司会に導かれてコートに姿を見せた錦織。車いすテニス四大大会通算28勝の国枝慎吾氏(42)、同世界的選手のゴードン・リード(35)と4人でトークショーを行った。

 錦織が16歳の頃、米マイアミで大会前の約1週間、フェデラーの練習相手を務めたことを回想した。

 錦織は「これが世界一が打つボールなんだって。すごく刺激的でいい経験でした」と振り返った。フェデラーは「練習相手のことをいつも覚えているわけではないが、錦織は鮮明に覚えている。16歳の彼のボール、エネルギーは普通ではなかった。これが新しい時代の選手かと大変感銘を受けました。後に一緒に練習した時に『いつか自分が負ける日が来るかもしれない』という話をしました。その通り、負けたこともありました」と返答。錦織は「半分くらいはお世辞じゃないですか」と笑顔で語った。

 錦織は2015年に世界ランク4位に成長。トップレベルで戦った当時の錦織を、フェデラーは「コートカバー、バックハンドが世界トップクラス。フォア、ボレーも強かった。サーブはそれほどではなかったが、次第にアグレッシブになって危険な選手になっていきました。戦術的にもたけていた」と述懐。錦織は「どれくらいがお世辞ですか」と再び苦笑した上で、対戦時にスーパーショットを打ち込まれた時を「打たれたときに『クソッ』と思うと同時に少しうれしかった。真剣勝負の最中に。ちょっと変わっているのかな」と振り返った。

 フェデラーから「お世辞ではありません」と改めて敬意を示された。錦織は会場に向けてうれしそうに「ちょっとイチャイチャしてすいません」と言葉を向けていた。

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