阿部詩が世界選手権から帰国 「まだまだたくさん課題がある」

 柔道日本代表が7日、世界選手権が行われているアゼルバイジャン・バクーから羽田空港に帰国した。女子52キロ級の阿部詩(26)=パーク24=は、苦しみながらも2大会連続6度目の優勝を挙げ「良かったなという思いと、まだまだたくさん課題があるなという思い」と語った。

 準々決勝はドイツ選手に技ありを奪われるなど苦しい展開だった。しかし、残り4秒で相手に指導3つ目となり、なんとか切り抜けた。決勝では相手より先に指導を受けるなど、自分の柔道を出せない時間が続いた。延長戦の末、反則勝ちで頂点へ。「厳しい戦いだったのでそこを乗り越えられた部分はひとつの自信にはつながるが、自分のやりたかった柔道だったり、試合に対する気持ちの面だったりというところではすごく課題が残った」と振り返った。

 来年の世界選手権は、28年ロサンゼルス五輪出場権が直結する重要な位置づけ。同大会で優勝し、同年12月のグランドスラム東京でも優勝すれば最速で五輪代表に内定する。阿部詩は「来年は海外の選手も、もうギアを上げてくると思う。自分自身ももう一段階、ロスに向けての気持ちづくりだったり、もう一段階ギアを上げた大会になる」と見据えた。

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