アジア大会 福部真子&中島ひとみにファン涙「素敵な2人に泣けてきた」「もらい泣き」レース後に胸アツのハグ 中島が涙ながらに語った「すてきな負け」
「アジア大会・陸上」(27日、パロマ瑞穂スタジアム)
女子100メートルハードル決勝で福部真子(30)=日本建設工業=が12秒74で金メダル、中島ひとみ(31)=長谷川体育施設=が12秒78で銀メダルを獲得した。レース後、2人がたたえあう姿がファンの感動を呼んだ。
好スタートを切った福部がリードする中で、終盤に中島が猛追。最後は0秒04差で福部が先着し、歓喜のアジア王者となった。直後、涙があふれた福部。中島はゴール直後に悔しさをにじませていたが、表情を切り替えて福部のもとへ歩み寄った。
そして涙を流す福部をそっと抱きしめた中島。この光景が「2人とも素敵」「素敵なお2人の笑顔に泣けてきた」「福部選手の涙にもらい泣き」「悔しいだろうに、健気にみんなに笑顔で対応する中島選手にも感動」とファンの反響を呼んだ。
2人が日の丸を身にまとい、スタンドのファンの歓声に応えるシーンも。だがトラックから離れたミックスゾーンでは中島が悔し涙を流し「アジア大会で1位を獲るということをずっと思い続けてやってきた。本当に準備をしてきたのでこれが実力。すてきな負けでした」と振り返った。
悔し涙は止まらなかったが「アスリートとしてこういう気持ちを味わえることは幸せ」とし、「この大会をしっかり次につなげていかないといけない」と前を向いた。
福部は24年秋に発症した菊池病を乗り越えてのV。「目指しているアジア記録に対して、この2年間進めていない」と記録に挑みたい半面、突然の発熱に悩まされてきた。「スタートラインに立てるかどうか」の日々が苦しかった。
それでも「私が活躍することで菊池病の人が生きやすい社会になったりしたら良いなと思う」。今後については未定だが、2人のレースと行動がファンの大きな感動を呼んだ。
