池江しみじみ3大会連続アジア大会が終了 メダル計13個「お家で並べて写真を撮るの楽しみ」病乗り越え競技継続にも思い「大きな試練が来て…自分が最後までやり続けること意味ある」
「アジア大会・競泳」(25日、東京アクアティクスセンター)
競泳最終日が行われた。24年パリ五輪代表の池江璃花子(横浜ゴム)は、50メートルバタフライで今大会の個人種目初の表彰台となる銅メダルを獲得し、400メートルメドレーリレーではバタフライを泳いで2位に貢献した。
笑顔で大会を締めくくった。池江は今大会、2位の混合400メートルメドレーリレーも合わせて計3つのメダルを獲得。この日は声がかすれるほど体調を崩したが、泳ぎ切った。「楽しかった。今日は90点を付けられる」。メダル数は2個だった前回の23年杭州大会を超えた。「東京アクアティクスセンターのという慣れた場所で、みんなに見て応援してもらいながら表彰台に登れてすごいよかった」と実感を込めた。
初出場は、6冠でMVPに輝いた18年ジャカルタ大会。その後は白血病を懸命なリハビリで乗り越え、今回で3大会連続の出場となった。獲得したメダルは計13個に上る。28年ロサンゼルス五輪を集大成に定めるだけに「30年大会はないんじゃないかな」。アジア大会は最後だ。「メダル13個。お家に帰って全部並べて写真を撮るのが楽しみ」。穏やかな表情を浮かべた。
今季最終戦が終わり、これからは27年世界選手権、そして五輪へ向けた強化が始まる。「私は世界大会とか五輪でメダルは取ったことがないし、そこを目指してやってきてはいる。大きな試練が目の前に1度来た時に、意味が無いと感じる人もいるかもしれないけど、結果が出なくても自分が最後までやり切ることに意味があると思って今、水泳を続けている。28年までは自分から決めたからにはやり続ける」。飛躍したアジアの祭典に別れを告げ、池江が2年後の夢舞台へ進んでいく。
