中井亜美は4位 SP首位発進も痛恨のジャンプ転倒が響く「これもいい経験。課題をどう生かせるか」シニア国際大会デビューの島田麻央に逆転許す
「フィギュアスケート・木下グループ杯」(6日・田中貴金属アイスアリーナ)
女子のフリーが行われた。今年2月のミラノ・コルティナ五輪銅メダルで、SPで自己ベストをたたき出し首位発進だった中井亜美(TOKIOインカラミ)は127・45点で、合計207・72点で4位だった。
ショートプログラムでは自己ベスト80・27点を記録し、首位発進を決めた。だが、フリーでは序盤のジャンプで転倒するなど力を発揮できず。世界ジュニア4連覇を達成し、今季からシニアに参戦した島田麻央(木下グループ)に及ばなかった。
演技後は硬い表情のままだった。「ちょっと緊張もあって笑顔も少なかったかなと思います。これもいい経験だと思います。課題をどう生かせるかということが大事になってくると思います」と話した。
中井にとっては、今季のフリープログラム初披露の場となった。8月にはカナダ・トロントで武者修行。フリーのブラッシュアップをメインに行った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の特訓も「たくさん積んできた」と話していた。
ジュニア時代からしのぎを削ってきた島田麻央と初めてシニアの舞台で戦った。「麻央ちゃんの存在が自分のモチベーション、頑張る力になっていた」と中井にとって島田は自身に刺激を与えてくれる存在だ。
今大会でも「ジュニアの頃を思い出したり、話している時もすごく楽しい時間を過ごせている」と充実の表情を浮かべていた中井。ジュニア時代に勝てなかった島田にまたも屈した。
