島田麻央 シニア国際大会デビューいきなり自己最高得点でSP2位 最後のスピン評価レベル3に「悔しい」も「演技的には100点」
「フィギュアスケート・木下グループ杯」(4日、田中貴金属アイスアリーナ)
開幕し、女子SPでシニアの国際大会デビューとなった島田麻央(17)=木下グループ=は78・84点で2位につけた。ミラノ・コルティナ五輪銅メダルの中井亜美(18)=TOKIOインカラミ=が80・27点で首位発進。青木祐奈(日本建物管財)は8位と出遅れた。男子SPはシニアに今季から参戦する中田璃士(りお)=MFアカデミー=が96・48点でトップに立った。ミラノ五輪銅メダルの佐藤駿(22)=エームサービス・明大=は85・71点で3位、三浦佳生(明大)は11位。
演技を終えると、笑顔で両手を握った。今季からシニアに参戦し、初の国際大会を迎えた島田は自己最高得点で2位発進。トップバッターで滑り切り「すごく緊張したけど、その中でもいい演技をして楽しんで滑れたので、すごく良かった」と振り返った。
降り注ぐ拍手に笑みがこぼれた。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足が付いたが、続くジャンプは全て成功。最後のスピンは評価がレベル3となり「悔しい」と反省したが「演技的には100点かな」と手応えを得た。
ジュニア時代は追われる立場としての重圧もあり「苦しい時期の方が多かった」という。しかし「乗り越えたからこそ、今、少し苦しかったり、緊張しても大丈夫と思える」とも語る。試練が己を強くしてくれた。
シニア1年目。「1番下の立場。まずはシニアの選手に追いついていけるように、と心がけている。フレッシュな気持ちで臨んでいる」と新たなスタートを切った。中1日で迎えるフリーに向けても「自分らしく思い切り演技して、楽しんで演技したい」と口にした。思う存分、力を発揮する。
