女子バレー日本 悔し銅 イランをストレー倒も石川主将涙止まらず 来夏W杯で今度こそ五輪出場権ゲットだ

 「バレーボール・女子アジア選手権・3位決定戦、日本3-0イラン」(30日、天津)

 3位決定戦が行われ、今大会での2028年ロサンゼルス五輪出場権獲得を逃した日本はイランを3-0で下した。3位となり、世界選手権から大会名が改称される来年のワールドカップ(W杯)の出場権を得た。和田由紀子(ブストアルシツィオ)がチーム最多の19得点をマークした。

 ロサンゼルス五輪につながるW杯への切符は手にしたが、主将の石川に笑みはなかった。3位決定戦を制して銅メダル。それでも、今大会での五輪出場権を逃したことに「自分たちの目指していたところには達していない。今日勝てたことは良かったが、それ以上に悔しさの残る大会だった」と振り返った。表彰式の後は涙が止まらなかった。

 タイとの準決勝に敗れ、気持ちを切り替えて臨んだ。第1、2セットを連取。第3セットは苦しい展開が続いたものの、和田の強打やブロックがさく裂。23-24から失点して落としたかと思われたが、映像確認で判定が覆って追い付き、石川の連続ポイントでストレート勝ちした。

 優勝だけを目指して臨んだ。石川は「試合に入っていく中で、選手全員が同じ意識でやっていかないといけない」と先頭に立ち、合宿からチーム一丸となってきた。今大会は1次リーグから準々決勝まで、4試合全てストレート勝ち。しかし、タイに敗れ「結果が全て。コートだけではなく、それ以外でも詰められたところはあったと個人的には感じる」と自戒していた。

 悔し泣きの結末となったが、次はW杯で五輪切符を懸けて戦う。1年後、苦い経験を糧に、必ず五輪への道を切り開く。

 ◆バレーボールのロサンゼルス五輪への道 男女とも開催国の米国を含む12チームが出場。米国を除く11チームは①アジア選手権など各大陸選手権で優勝した5チーム。②2027年W杯において①で出場権を獲得したチームを除く上位3チーム。③28年ネーションズリーグ1次リーグ終了時における①②で出場権を獲得した8チームを除く世界ランキング上位3チーム。

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