バレー女子 まさかの4強敗退に選手は涙、涙 石川主将は声震わせ「まだまだ足りないところがこの試合に出た」和田は絶句「自分たちの弱さ」セッター関も「勝てなかった事実がある」タイに1-3で敗れ五輪切符逃す
「バレーボール・女子アジア選手権・準決勝、日本-タイ」(29日、天津)
優勝すれば28年ロサンゼルス五輪の出場権を獲得するアジア選手権の準決勝が行われた。世界ランキング6位の日本は、同17位のタイに1-3で敗れ、今大会での五輪切符獲得を逃した。
試合後、選手は涙に暮れた。チームトップの23得点をマークした石川主将は「勝負かかったところで取り切れていないのは結果として出ている。自分たちが反省しないといけない部分でもありますし、やっぱりまだ足りないものがある。スキルでもコミュニケーション、チーム力もまだまだ足りないところがこの試合に出た」と声を震わせ、「私自身のアジア選手権に入ってなかなか調子が上がっていなかったが、決勝トーナメントから徐々に上げてきて。でも結局結果なので、反省しないといけない」と、自戒した。五輪切符の重圧の面では「やっぱり自分たちが今年目標にしているところということで、それぞれ目指す場所は同じだと思うんですけど、でもやっぱり違うところに意識がいってしまったり、プレーのところももっと詰めていかないといけないところで、自分自身もコミュニケーションが欠けていた部分もあった。結果がすべてだと思うので自分たちがもう1回、コートだけじゃなく、それ以外のところでも詰められたところはあったかなと個人的には感じています」と、語った。
セッターの関は「ここで勝つためにやってきた。その舞台で実力を出し切れなかった自分たちの弱さが出た。1人1人できることをやってきたし、このチームを誇りに思う。その中で勝てなかった事実がある。来年悔しさを晴らしたい。この悔しさを糧にもっともっと強くなりたい」と涙しながら語った。和田も約5秒絶句した後、「自分たちの弱さが出た。自分たちの精度で負けてしまった試合。前半決められなくて、セッターを苦しめてしまった。そんな中でも何回もトスを託してもらった。どんな時でもチームを引っ張れる選手になれるようにもっともっと成長しないといけない」と、涙を流しながら言葉を紡いだ。
第1セットは川の強打で先制。リードしていたが、11-9から4連続失点で逆転を許した。その後も流れを奪い返すことができず、21-25で今大会初めてセットを落とした。
第2セットも、ロングラリーで粘っても相手に得点を渡すなど苦しい展開だった。9-11からは石川のバックアタックや、今大会絶好調の和田のブロックで同点に追いついたが、そこから5連続失点。途中出場の秋本も得点を与えたが、最後は和田のサーブがアウトとなり、2セット連続で献上した。
崖っぷちとなった第3セットからは、和田がエンジン全開。ライトからの強打で1点目を挙げると、チームも流れに乗った。4-3からは、和田のサービスエースを含む5連続ポイント。鴫原の強打や石川のバックアタックも決まり、1セット取り返した。
第4セットは和田のフェイントや石川のサービスエースなどで3連続得点と好調な滑り出しを見せたが、すぐさま4点を取り返された。取っては取られてのせめぎ合いが続いたが、14-14から徐々にリードを拡大された。
