女性審判員5人、道切り開く 甲子園で活躍

 兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている第108回全国高校野球選手権大会で、5人の女性審判員が初出場した。先駆者として新たな道を切り開き、神奈川県の岩男香澄さん(33)は「私たちの姿を見て、将来的に女性も男性も始めたいと思ってもらえたら一番」と願いを込めた。

 5日に行われた札幌日大(南北海道)-仙台育英(宮城)の開幕戦で、森田真紀さん(49)が二塁塁審を務め、春夏の甲子園で女性として初めてグラウンドに立った。埼玉県の中学教諭で地方大会や講習会などで技術を磨いてきた。

 和田佳奈さん(29)は栃木県在住の会社員で、高校時代は野球部のマネジャーを務めた。卒業後に審判員を務めるようになった。

 佐賀県の松本京子さん(47)は、初めて務めた試合がナイターでの開催。普段は緊張するタイプだが、夜ならではの場内の景色を見る余裕もあり「自分自身、驚いている」と振り返った。埼玉県の佐藤加奈さん(39)は立命館宇治-有明で一度下した判定を変更する場面があり「反省を生かし、選手に還元していきたい」と今後の糧とした。

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