17歳・小島夢貴が男子200メートル背泳ぎV 専門外で望外の大仕事!「楽に速く泳げて良かった」 個人メドレーで2冠目指す
「水泳・パンパシフィック選手権」(14日、アーバイン)
競泳男子200メートル背泳ぎで17歳の小島夢貴(愛知・豊川高)が1分55秒38で優勝した。竹原秀一(東洋大)は8位。男子400メートルリレーの日本(村佐、光永、松元、松本)は3分13秒53で3位に入った。50メートル平泳ぎで女子の鈴木聡美(ミキハウス)が30秒40で4位となった。男子の谷口卓(MEIGI)は6位。男子100メートルバタフライは光永翔音(中大)が4位、松元克央(ミツウロコ)が6位だった。
17歳らしからぬ落ち着きで、望外の金メダルをつかんだ。男子個人メドレーが専門のホープ、小島がシニア初の主要国際大会で200メートル背泳ぎの頂点に立った。伸びやかに泳いで後半勝負のレースプランを完遂し、自己ベストをマーク。大仕事をやってのけても「きついのは嫌いなので楽に速く泳げて良かった」と、ひょうひょうと語った。
背泳ぎは両足がクロスするような独特なキックが特徴。代表コーチはしなやかな泳ぎを「(背泳ぎ五輪メダリストの)入江陵介さんのよう」と評する。4番手で後半に入ると伸び悩むライバルを尻目に、鮮やかに抜け出した。本人は「1分54秒台を出したかった」と喜びは控えめで、昨年の世界選手権上位3人は不在。だが、世界の舞台で勝った意味は大きい。
昨年の世界ジュニア選手権では個人メドレー2種目で2位となり、平泳ぎの17歳大橋(枚方SS)とともに新時代を担うと期待される存在。元選手の父貴光さんがかつて出場したパンパシフィック選手権で輝きを放ち、父が出られなかった五輪へまい進する。最終日に200メートル個人メドレーが控え「優勝が欲しい」。勢いに乗り、2冠を目指す。
