張本美和が圧巻V「キャー!」跳び上がってガッツポーズ 決勝で昨年覇者・世界5位陳幸同に4-2完勝でチャンピオンズ大会2勝目「今までの中で1番良かった日」中国勢3選手撃破し頂点へ

 「卓球・WTTチャンピオンズ」(9日、横浜BUNTAI)

 女子決勝が行われ、世界ランク3位の張本美和(18)=木下グループ=は同5位で、昨年優勝の陳幸同(中国)を4-2で下し、優勝。チャンピオンズ大会では史上最年少優勝を果たした今年3月の重慶大会に続いて2度目の優勝となった。

 第1ゲームは、ラリーで粘った。10-8から3連続失点したが、相手の不意を突くコースへのショットなどでここから3連続得点を奪い返し、13-11で先取した。

 第2ゲームも速いラリーに食らい付き、11-7で連取した。第3ゲームも甘い球をフォアでたたき込むなど積極的に攻めたが、ミドルを狙われ苦しい展開に。5-10から4連続得点と粘ったが、9-11で落とした。

 第3ゲームは「張本コール」が湧き起こる中、高速ラリー戦を制した。8-8からは、バックの強打で2連続得点を挙げマッチポイント。10-9からはここでもバックハンドで一閃(いっせん)し、ゲームカウント3-1とした。

 しかし、第5ゲームは0-0から5連続失点するなどミスが重なり、1-11で渡した。それでも、第6ゲームは0-1から5連続得点を決めるなど、流れをたぐり寄せた。7-7と追いつかれるシーンもあったが、そこから4連続ポイント。最後の1点をバックハンドで決めると、「キャー!」と叫び、両手を上げて跳ねた。

 優勝インタビューでは「今日は本当に準決勝も2試合通して、今までの中で1番良かった日かなと思います。7ゲームマッチを2試合戦うことに経験がなかったので、不安もあったんですけど、ファンの皆さんの応援のおかげで勝ち切ることができました。昨年ここで負けてから来年は1試合でも多く試合をしたいと思っていた。まさか優勝できるとは思っていなかった。すごく大きな意味があると思いますし、応援してくれる皆さまの前で優勝を届けることができて、これ以上の幸せはない」と笑顔。この後、男子の決勝を迎える兄智和との兄妹Vの期待もかかるが「もちろんお兄ちゃんと一緒に優勝したい気持ちもありますけど、何も考えずにプレーしてほしい。この後自分も全力で応援します」と語った。

 今大会では2回戦で同12位の陳熠、準決勝では同6位の王芸迪を下して、中国勢3人を下して頂点に立った。

 チャンピオンズ大会は21年からスタートしたWTT国際大会シリーズにおいてグランドスマッシュ、ファイナルズに次ぐ位置づけの大会となっている。

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