水連幹部「かなり重く受け止めている」 競泳・本多灯が危険運転致傷起訴
日本水泳連盟の金子日出澄専務理事が7日、取材に応じた。21年東京五輪バタフライ銀メダルの本多灯が危険運転致傷の罪で起訴されたことを受け、「寝耳に水だった。危険運転致傷は刑事罰で、かなり重く受け止めている。今は被害者の完治を祈ることと、これから先はこういった事案が起こらないように日本代表としての自覚を促す、再発防止が必要と改めて思っている」と厳しく受け止めた。
危険運転致傷で相手を負傷させた場合は、15年以下の拘禁刑が科せられる。日本水連によると代表活動期間中の刑事事件は初めて。25日の初公判の判決を待ってから、顧問弁護士とも相談しながら処分を決めていく。金子日出澄専務理事は「倫理規定に基づいた処分案となると、一定期間の競技者登録資格停止になる。当然、それが解けるまで大会は出られないし、おそらく所属での練習も差し止めになる」と語った。
日本水連によると、本多は昨年11月21日にプライベートで自家用車の運転中に事故を起こした。水泳連盟への報告は今年7月31日。当事者間の話し合いで済むと判断し、事故発生から約9カ月間、報告しなかったという。金子専務理事は「全く把握できていなかったところは私どもの管理不足。倫理規定や行動規範の中に、再発防止として何かを盛り込むことは検討したい」と話した。
本多は自身のSNSを更新し、「私の軽率な行動により、被害者の平穏な日常に突然の大きな恐怖を与えてしまったこと、ケガを負わせてしまい、身体的な苦痛を与えてしまったことについて、心から申し訳ないと思う気持ちでいっぱい」と深く謝罪。続けて「競技会への出場と、ナショナル合宿等への参加を辞退する」と当面の活動自粛を発表した。
