新道帝憲が55・1キロで新弟子検査通過 ブラジリアン柔術やMMA経験「早く十両に上がりたい」
日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で体格基準(身長167センチ、体重67キロ)未満者を対象とした新弟子運動能力検査を実施し、ただ一人受検の新道帝憲(15)=高田川=が通過した。大相撲秋場所(9月13日初日、両国国技館)の新弟子検査を9月4日に受け、13日に合格発表。
身長164.3センチ、体重55.1キロ。祖父が高田川部屋と接点があり「体が小さいのがコンプレックス。力士になって体を大きくして強くなりたい」と入門を決めた。中学卒業までブラジリアン柔術に取り組み、RIZIN元フェザー級王者のクレベル・コイケからも指導を受けた。柔術の中部大会で優勝、MMA大会でも一本勝ちした。
1932年に新弟子検査が明文化されて以降、体重50キロ台で合格なら初めてのケースになる。師匠の高田川親方(元関脇安芸乃島)から「食べてすぐ寝ろ」と指導を受け、6月1日に入門してから既に7キロ増量。憧れは若隆景といい「これまでMMAから相撲に来た人はいないと思う。実績を残したい。早く十両に上がりたい」と誓った。
◆新道帝憲(しんみち・ていけん)2010年12月31日。茨城県大洗町で生まれ育ち、小学6年で浜松市に転居し、ブラジリアン柔術を開始した。柔術で中部1位、総合格闘技で1勝。家族は両親と弟、妹。164.3センチ、55.1キロ。
