18歳布施飛雄真が優勝 会心139・5メートルに夢見心地「信じられない」 目標は「五輪金にW杯優勝」

 「ノルディックスキー・サマージャンプ」(2日、札幌市・大倉山ジャンプ競技場=HS137㍍)

 男子成年は布施飛雄真(18)=東京美装=が139・5メートル、129・5メートルの合計257・4点で優勝した。複合から転向した山本涼太(長野日野自動車)が2位に入り、成田絆(ダイチ)が3位。54歳の葛西紀明(土屋ホーム)は6位、二階堂蓮(日本ビール)は7位だった。女子は勢藤優花(29)=オカモトグループ=が194・3点で制し、7月31日の宮の森サマージャンプ大会から3連勝。2位は中山和(日本ビール)、3位は葛西優奈(JAL)だった。

 今春まで高校生だった布施が会心の飛躍で会場を沸かせた。1回目に139・5メートルをマークし、この試合でただ一人のヒルサイズ越え。リードを守り切って頂点に立ち「練習でもあそこまで飛んだことはなかった。信じられない」と夢見心地の様子だった。

 1回目は有利な向かい風も味方につけた。トップで迎えた2回目もK点(123メートル)を軽々と上回り「めちゃくちゃ緊張したが、自分のジャンプができた」と納得だ。

 山形市出身。日大山形高時代は、今年3月にW杯で初勝利を挙げた内藤智文(山形市役所)に指導を受けて急成長を遂げた。昨年2月に全国高校大会を制覇。社会人1年目の今夏は5戦で表彰台に4度上がり、結果を残している。名前の飛雄真は漫画「巨人の星」が由来。「将来は冬季五輪での金メダルやW杯優勝が目標」と活躍を見据えた。

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