バドミントン 山口茜が準決勝進出 フルゲームの死闘制し「ホームで負けたくない、それだけ」 意地の逆転勝ちで5度目優勝へあと2勝

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(17日、東京体育館)

 女子シングルス準々決勝が行われた。世界ランキング3位で、大会史上最多5度目の優勝を狙う山口茜(再春館製薬所)は、キム・ガウン(韓国)に2-1(14-21、21-13、22-20)で勝利。激闘を制し「正直、もう負けるなと思っていたけど、声援の力を借りてなんとか勝てた良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 第1ゲームは渡した。第2ゲーム序盤は競った展開が続いたが、途中から戦略を変え、相手の奥に返す作戦から、前も突く作戦にシフトチェンジ。「途中から高いロブを使えるようになった中で、低い展開で相手を見ながら狙われないような配球を、余裕を持ってできるようになった。相手の主導権にならないように意識ができた」と、取り返した。

 第3ゲームは、序盤から相手の攻撃に対しミスが続き最大8点差に。しかし、インターバルを挟み、3-11からじわじわと反撃をし始めた。持ち味の強烈なスマッシュよりも、しぶとく前に返し続け、甘く上がった球をすかさず捉えた。長いラリーも粘りで返し続けた。先にマッチポイントを奪われたが、相手のミスも誘い逆転勝ち。「最後、足を出すところは気持ちだった」と笑顔。「今まで一度も負けていなかった相手。いつか負けるだろうなとどの相手にも思っている中で、今日か…って思っていたところで勝ち切ることができてほっとしている。ホームで負けたくない、それだけです」と意地が勝った。

 準決勝は、世界ランキング6位のプトゥリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)、同2位のワンン・ツィーイ(中国)の対戦の勝者と戦う。「また厳しい試合にはなると思いますけど、疲労を取って良いコンディションで100%を出せるように頑張りたい。もちろん優勝したい。ひとつひとつやっていきたい」と力を込めた。

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