競泳 平泳ぎホープ17歳大橋信「本当に嫌だ…でも頑張った分だけ」人生2度目の高地合宿へ出発 平井伯昌コーチから“世界新ペース練習”指令

 競泳男子平泳ぎの大橋信(17)=枚方SS=が6日、羽田空港から米国に出発した。標高2100mメートルのフラッグスタッフで泳ぎ込み、そのままパンパシフィック選手権(8月12~15日、米アーバイン)に参戦する。「本当に嫌だ」と高校生らしく人生2度目の高地合宿に正直に表情を曇らせつつ、「けど頑張ったら頑張った分だけ速くなると思う…」と必死に暗い顔を上げた。

 3月の日本選手権で、平泳ぎ3冠を達成した大橋。同200メートルでは前半100メートルを世界記録よりも速い59秒86でターンし、会場の度肝を抜いた。後半は失速してしまっただけに、その後は前半で出力を出し過ぎないレースをしていたが、今回の合宿では五輪2大会連続平泳ぎ2冠の北島康介らを育てた名伯楽・平井伯昌コーチから「59秒で入る練習をしろ」と“世界新記録ペース練習”の指令を受けたという。

 パンパシフィック選手権は59秒台で折り返し、愛知・名古屋アジア大会(9~10月)は一定のペースを刻んで日本記録(2分6秒40)更新を狙っていく。28年ロサンゼルス五輪での活躍に期待がかかるホープは、「なるべく多い金メダルが取れるように頑張りたい」と力を込めた。

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