坂本花織さん、母校の中学校を訪問し生徒と交流 得意だった教科と苦手だった教科は

母校・渚中学校での交流会に参加した坂本さん
母校の渚中学校での交流会に参加した坂本花織さん(撮影・高橋伯弥)
母校の渚中学校での交流会で1人1人にミラノ・コルティナ五輪で獲得したメダルを触ってもらう坂本さん(撮影・高橋伯弥)
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 フィギュアスケート女子の五輪2大会連続メダリスト、坂本花織さん(26)が3日、母校の神戸市立渚中学校で約300人の生徒と交流した。質問コーナーや、壇上でジャンプを披露。一緒に校歌を斉唱し、最後にはミラノ・コルティナ五輪の個人と団体で獲得した2個の銀メダルを両手に持って、一人一人に触らせてあげた。

 渚中への訪問は2018年平昌五輪後以来。「校舎に入った瞬間、すごく懐かしいにおいがして、中学生の記憶がよみがえってきた。何年たっても生徒の雰囲気も変わらない。いいなと思った」。ミラノ・コルティナ五輪の前に、後輩たちから『爆勝』と書かれた寄せ書きを受け取っており「地元の子たちから支えてもらっていること、たくさんの子たちが応援してくれていると思えてがんばれた」と振り返った。

 質問コーナーでは「あきらめてしまいそうなときにどうやって自分を奮い立たせていたか?」と問われ「あきらめそうになったときは、いったん諦めてみる。あきらめることも必要。あきらめた自分が嫌だな、と思ったら、また頑張れる。いったん諦めるのもありだし、それを周りに見せたくない、知られたくないと思ったらめっちゃ頑張る」と回答。「中学校生活の中で一番印象に残っていることは?」との質問には「体育祭。自分が一番頑張ったと思う行事」と答え「5教科の中で一番得意だったのと苦手だった教科は?」と聞かれると「基本どれも苦手だったけど、強いて言うなら数学が一番できた。一番できなかったのは英語」と回答した。

 メダルを触ってもらったことには「『重っ』、とか言ってくれて。実際に五輪のメダルを触ってもらう機会はほとんどない。全校生徒のみなさんに触ってもらえて、ちょっと恩返しできたかなと思う」と話した。そして「ここから自分がやりたいことが確立してくる。3年間でどんどんものにして形にしていく時期にさしかかってくる。それぞれの分野で突き進んで頑張ってほしい」とエールを送った。

 指導者への道を歩む坂本さんは「指導していく中で、その子がどこまで目指すかがコミュニケーションを通じて、お互いを知って、どんどん上を目指していくきっかけになる。向こうからも話しかけてくれるし、こちらからも話しかけて、という環境がすごくいいと学んだ。今後指導する上で必要なことではないかと思った」と語った。

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