神戸 リーグワン5季目で悲願の初制覇 SO李承信は涙「大好きなチームの新たな歴史をつくれてうれしい」

 前半、ペナルティゴールを決める神戸・李承信
 優勝し、トロフィーを掲げ喜ぶ神戸フィフティーン
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 「ラグビー・リーグワン1部プレーオフ決勝・神戸22-13東京ベイ」(7日、MUFG国立)

 神戸(レギュラーシーズン1位)が東京ベイ(3位)に22-13で勝ち、5季目のリーグワンで初優勝を果たした。神戸製鋼として戦った前身のトップリーグ2度のVを含めて、2018~19年シーズン以来の頂点。この試合を最後にニュージーランド代表監督となるデイブ・レニー・ヘッドコーチ(HC、62)の下、前半は13-13で折り返し、後半は日本代表SO李承信(25)がPGで得点を重ねてリードし、無失点に抑えた。東京ベイは3季ぶり2度目の優勝を逃した。

 高らかと神戸が日本一のトロフィーを掲げた。かつて日本選手権7連覇などを誇った「神戸製鋼」を前身とする名門は低迷期を経て、リーグワン創設5シーズン目で悲願の初優勝を果たし、歓喜の輪をつくった。共同主将の李は出身地でもある神戸に吉報を届け「このチームで泣いたのは初めて。大好きなチームの新たな歴史をつくれてうれしい」と万感。「苦しいシーズンが続いたが、自分たちが誰を代表しているかを問い続けてラグビーをしてきた。こういう形で恩返しできてうれしい」と感慨を込めた。

 頂上決戦にふさわしい死闘となった。前半16分に先制を許し、3-13まで差を広げられたが、WTBブルアのトライなどで追い上げると、前半残り30秒で李がPGを決めて13-13の同点で折り返した。

 後半3分、李がロングPGを決めて逆転に成功。一丸となった堅守で追加点は許さず、最終盤も李がPGでとどめを刺した。キック成功率100%で17得点を挙げた李は「自分の役割を果たしただけ。みんなが体を張ってくれた」と汗を拭った。

 勇退するレニーHCのラストマッチで有終の美を飾った。就任前シーズン9位だったチームを3季で復活に導いた名将は「ギリギリの試合だったが、耐えきって勝ち切れた」とたたえ「神戸のサポートは素晴らしかった。(来季以降も)毎年タイトル争いができる素晴らしいチームをつくってほしい」と大きな置き土産を残した。

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