25場所ぶりVの若隆景「一番一番、一生懸命相撲を取った。その積み重ね」 4年前コロナ禍から一転、満員国技館でのVに感慨

 「大相撲夏場所・千秋楽」(24日、両国国技館)

 小結若隆景が2022年春場所以来、3番目の長期ブランクとなる25場所ぶり2度目の優勝を飾った。本割では藤凌駕を肩透かしで退け、12勝3敗で並んだ大関霧島との優勝決定戦を押し出しで制した。右膝の大ケガで幕下まで落ち、今場所も右肘のケガにも耐えた。昨年秋場所で逃した大関への起点も作り、昇進への意欲を語った。霧島は本割で宇良を押し倒したが、2場所連続4度目の優勝を逃した。優勝同点の霧島に対しては、浅香山審判部長(元大関魁皇)が次の名古屋場所(7月12日初日、IGアリーナ)が綱とり場所になる見解を示唆した。

 以下、若隆景と一問一答。

  ◇  ◇

 -優勝を決めた瞬間は。

 「ちょっと分からない」

 -優勝できたのは。

 「一番一番、一生懸命相撲を取った。その積み重ねが結びついたと思う」

 -4年ぶり優勝。

 「まだ実感がわいてない」

 -4年前はコロナ禍で入場制限。満員の国技館で優勝した。

 「うれしく思う」

 -家族も見に来ていた。

 「けがをした時に常にそばで支えてくれた家族の前で優勝できて、うれしい」

 -千秋楽をトップタイで迎えた。

 「最後まで集中を切らさず、自分らしい相撲を取り切ろうと思った」

 -優勝決定戦は素晴らしい内容だった。

 「悔いの残らないような、いい相撲を取ろうと思った」

 -何が優勝につながったのか。

 「一番一番自分らしい相撲を取ろうと思って、集中して土俵に上がった。それが良かったのかなと思う」

 -家族からどのように支えられたか。

 「今日も朝、こどもたちに『優勝してね』って言われていたので。まあ、優勝した姿を見せられてよかったと思う」

 -今度について

 「自分の相撲は下からの攻めって常々言っているけど、それをどんどん磨いていきたい」

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