霧島は上体がそってしまって最後の一押しが足りない 優勝は霧島か若隆景のどちらか 4敗の力士はない 武蔵川親方が指摘
「大相撲夏場所・14日目」(23日、両国国技館)
歴史的な大混戦にもつれ込んだ。平幕の伯乃富士が賜杯争い単独トップの大関霧島を寄り倒し、10勝目を挙げるとともに逆転初優勝の可能性を残した。小結若隆景は琴栄峰を押し出し、霧島に並ぶ11勝目。義ノ富士にすくい投げを決めた藤凌駕、藤ノ川を引き落とした宇良が10勝に乗せた。7人が優勝戦線に残り、史上最多6人による優勝決定戦の可能性が出た。デイリースポーツ評論家で元横綱武蔵丸の武蔵川親方は「霧島は最後の一押しが足りない。もっと背中を丸くして寄っていかないといけない」と指摘した。
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霧島は優勝に大きく近づく一番を逆転で落としたな。伯乃富士も動きは良かったよ。土俵際まで追い詰められてもよく我慢した。逆に言えば、霧島は相手を押し込めていない。上体がそってしまっているので最後の一押しが足りないんだ。もっと背中を丸くして寄っていかないといけない。
若隆景は低い姿勢で一気の寄りだった。琴栄峰は立ち合い、左の張り差しにいったけど、こんな相撲をしてちゃダメだよ。番付上位の力士に対しては思い切って頭から当たっていかないと。せっかく、ここまで頑張っていい相撲を取ってきていたのに、大事な一番でちょっと残念な相撲になってしまったな。
千秋楽は霧島、若隆景とも自分の相撲を取りきってほしい。どっちも気の抜けない相手ではあるけど、優勝はこの二人のどちらかだろう。4敗の力士はないと思うよ。
