炎鵬が大逆転の豪快下手投げ!3年ぶり十両勝ち越し「ダメかと思った。気がついたら投げていた」大相撲夏場所

明生(右)を下手投げで破った炎鵬(撮影・持木克友)
明生(右)を下手投げで破った炎鵬(撮影・持木克友)
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「大相撲夏場所・13日目」(22日、両国国技館)

 十両の炎鵬(31)=伊勢ケ浜=が明生(立浪)に下手投げを決め、勝ち越しを決めた。炎鵬は8勝5敗。明生は6勝7敗。

 炎鵬はいなされて俵から飛び出そうになったが、体を反転させ、左を差して耐えた。なお寄り立てられ絶体絶命のところで、左足を跳ね上げながら下手投げを打ち、明生を裏返しにした。

 炎鵬は「ガムシャラ、無我夢中でした。泳いだところで一瞬ダメかと思ったが、心が持ちこたえてくれた。あの状態からすごい力が出た。人に支えられている感じ。気がついたら投げていた」とふり蹴った。

 勝ち越し王手から3連敗。その苦しさを問われると「いや、リハビリに比べれば全然。毎日相撲を取れる喜びの方が勝っている」と返答。「今は体で相撲を取っているよりも、気持ちで取っている」と話した。

 十両での勝ち越しは2023年春場所以来3年ぶり。首の大ケガで日常生活すら困難な状況から復活した。「まだ相撲を続けられるんだな。一日でも長く、応援してくださる人のために相撲を取りたい。相撲を取れるのが何よりうれしい」と語った。そして「まだ自分の求めるものがある。自分の人生、自分の相撲人生を楽しみたい」と前を向いた。

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