元小結舞の海が大相撲新弟子検査不合格を回想「恨みました」から「いい親方の部屋に入った」に変化

笑顔で現役時代のエピソードを語る舞の海秀平氏(撮影・佐藤厚)
笑顔で現役時代のエピソードを語る舞の海秀平氏(撮影・佐藤厚)
現役時代のエピソードを語る舞の海秀平氏(撮影・佐藤厚)
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 「大相撲夏場所・7日目」(16日、両国国技館)

 NHK大相撲解説者でタレントの舞の海秀平氏(58)=元小結=が、館内の相撲博物館で行われたトークショーに登場。日大から出羽海部屋に入門し、最初の新弟子検査で不合格だった当時を振り返った。

 部屋の弟弟子だった高崎親方(元幕内金開山)を相手に、さまざまな思い出を語った舞の海氏。日大から出羽海部屋に入門した経緯を、相撲部の監督から「身長が足りないんだから、相撲界の中でも偉い親方の部屋じゃないと、お前を裏で根回しして入れてくれない」と出羽海部屋を紹介されたと回顧。当時は身長173センチが必要で、舞の海氏は169センチだった。

 1990年3月場所の新弟子検査は身長が足りず不合格。「もう絶望を感じました。日大病院の先生に相談したら、美容外科を紹介されて、頭にシリコンを入れて5月場所で合格しました」と振り返った。

 その当時の心境を「全く根回ししてくれてなかったですね。落ち込みました。山形で社会科の高校教師になる予定をキャンセルしてますから。もう行き場がない。当時の出羽海親方を『冷たい人だな』と恨みました」と語った。

 後に当時の師匠、出羽海親方(元横綱佐田の山)に「なぜ根回ししてくれなかったのか」と質問した。すると親方から「体も小さいし、苦労をするよりも、おとなしく就職してくれた方がお前のためになると思った。不合格になれば諦めて就職するだろう。本当にやる気があるんだったら、一度不合格になっても必ず戻ってくると思っていた」と説明された。

 舞の海氏は「その話を聞いてドキッとしましたね。ああ、覚悟を試されたんだなと思いました。そこで、いい親方の部屋に入ったんだなと思いました」と話した。

 なお、新弟子検査で不合格としたのは当時の鏡山親方(元横綱柏戸)だった。舞の海氏は「幕内に上がって2度目の技能賞は、3勝6敗から勝ち越しての技能賞だったのでうれしかった。後で聞いたのですが、その時の三賞選考委員会で、当時の審判部長だった柏戸さんが私を強く推薦してくれていました。すごく嬉しかったですね」と語っていた。

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